クレハ 新中期経営計画「中期経営計画Grow Globally-Ⅱ」について
2012-01-23
2012年1月23日
各 位
会社名 株式会社 クレハ
代表者名 代表取締役社長 岩﨑 隆夫
コード番号 4023(東証第一部)
問合せ先 広報・IR部長 数井 明生
(TEL 03-3249-4651)
新中期経営計画 「中期経営計画Grow Globally-Ⅱ」について
当社は、このたび2012年度から2015年度までの4ヵ年の新中期経営計画として「中期経営計画Grow Globally-Ⅱ」を策定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.新中期経営計画策定にあたって
現在、当社は2008年度から2012年度までの「中期経営計画Grow Globally(略称:中計GG)」において“既存事業のグローバル展開による利益拡大”と“新規事業の着実な育成と拡大”を掲げ、大きく増収・増益を目指してまいりました。
しかしながら、策定後の世界的なリセッションの影響や円高の進行等から、中計GGにおいて成長ドライバーとして掲げた事業の方向性にはまったく変更がないものの、当初の定量計画に対する乖離が生じております。
当社は、昨年3月及び4月の震災により福島県のいわき事業所を中心に大きな影響を受けましたが、昨年7月末にはすべてのプラントで稼動を再開しております。当社の歴史を紡いできた福島県及びいわき市と共に復興を果たすべく、いわき事業所をグローバル展開のマザー工場として、近傍の研究所を研究・開発拠点としてそれぞれ位置づけ、地域との共生を図りながら価値あるモノづくりを進めてまいります。
中計GGで示したありたい姿に向かう体勢を再び整えた今、新たな定量計画を含めた2015年度までの「中期経営計画Grow Globally-Ⅱ」(略称:中計GG-Ⅱ)に基づいて、今後の事業運営を行ってまいります。
2.「中期経営計画Grow Globally-Ⅱ」における経営目標と定量計画
〔経営目標〕
競争優位にある既存事業及び新規事業において、グローバル展開を推進・加速し、投資回収を図りながら、増収・増益を目指します。同時に、グローバル化と技術力の基盤となる人財の育成・確保を行うとともに、経済・社会環境の変化に機動的に対応しながら、地球環境に配慮した事業運営を行い、企業価値の向上に努めてまいります。
〔定量計画〕
売上高・営業利益・営業利益率
2013年度計画(2014年3月期):売上高1,650億円、営業利益120億円(営業利益率7%超)
2015年度計画(2016年3月期):売上高2,000億円、営業利益200億円(営業利益率10% )
セグメント別売上高・営業利益, セグメント別売上高推移
http://www.kureha.co.jp/topics/pdf/20120123_903.pdf
<定量計画の前提条件>
(1)減価償却方法の変更:2012年度より定率法から定額法へ変更する。
※ 営業利益への影響額:2012年度以降、約20億円/年が営業利益にプラス(上記数値算入済)
(2)為替:80円/ドル、100円/ユーロ
① 主な経営指標
(1)海外売上高比率:2015年度33%(2010年度実績20%)
(2)設備投資計画 :2012年度~2015年度累計900億円
(3)減価償却費推移:2013年度計画110億円、2015 年度計画140億円
② 主な設備投資(2012~2015年度)
(機能製品)LiB負極材、フッ化ビニリデン樹脂、炭素繊維の各プラント
(化学製品)慢性腎不全用剤プラント
(樹脂製品)塩化ビニリデン樹脂、業務用包装フィルムの各プラント
3.重点事業の成長ドライバー
【機能製品】
①機能樹脂~PPSのグローバル供給体制の確立とバックシート用PVDFの拡大
②電池材料~車載および定置用負極材とバインダー用PVDFの拡大
③炭素繊維~太陽電池向けシリコン塊製造装置用断熱材の拡大
④PGA~シェールガス・石油掘削用材料での拡大と新規用途開発
【化学製品】
① 医薬品~慢性腎不全用剤(クレメジン)の欧米展開による拡大
②農薬~農業用殺菌剤(メトコナゾール)の拡大
【樹脂製品】
①家庭用PVDCラップ(NEWクレラップ)のブランド力の向上
②業務用包装フィルム(クレハロン)の競争力強化とアジアでの拡販
【その他】
① クレハ環境での産業廃棄物処理事業の拡大
以上